「庭」のサクランボ。
数週間前ですが、散歩で通りがかったお宅の庭に、何やら真っ赤な美しい実がついていることに気づきました。
もしや・・・??
やはり、さくらんぼの実でした。
普通のお宅の庭に、さくらんぼの木が植わっていることに驚きました。
はぁ〜・・・美味しそうだなあ〜!!
ハウス栽培でない、露地栽培というか、地に植わっているものというのは、「旬」をしっかり分からせてくれます。
力強いし、美しい!!
毛虫は大丈夫なのかな?
葉を齧られてもいない模様です。予防の農薬とか使用されたのでしょうか?
とにかく、ピカピカのつるつるの赤い実がたわわに実っておりまして、口の中に甘くて瑞々しい味が広がる気がします。
えっと・・・きっと、間違いなく食用ですよね?このさくらんぼ。
会社員だった頃、山形県のフルーツライン(左沢線=アテラザワ線)沿いの取引先に伺っておりました。(この地区を訪れる機会がなければ、アテラザワと地名を読む機会はなかったなあと思います。地名というのは、本当に難しいものがありますね。)
春に伺うと雪の様なさくらんぼの花が、ビニールハウスからはみ出して咲いていました。
その花を見る度に、もうすぐ「佐藤錦」が食べられるなあと楽しみにしていたのを思い出します。
このお宅の庭の「さくらんぼ」の木に限らず、「旬」を感じる機会があることを嬉しく思います。
先日も帰省した際に、実家の庭に自生している薇(ゼンマイ)を収穫して食べました。
同じく野生化している三つ葉を茹でて食べたり、味噌汁にしたり。
今年は故郷では、ゴールデンウィークが思いもかけない寒さでしたが、それでも確実に草木の力が漲ってきているのを感じます。
実家の家庭菜園で増殖し過ぎて野生化したたメリッサ(レモンバーム)を、母があまりに邪険に扱うので、根っこごと一株貰って帰ってきました。
今、ベランダで爽やかな香りを楽しんでいます。
力強い草木の香りを嗅ぐ度に、田舎で滴る緑を感じて暮らしたい・・・と、思いは募るばかりです。