笹団子パン。
小竹の笹団子パン。
税抜き180円。
手頃な値段と、大きさと、可愛さに惹かれて購入しました。
笹だから、パンダのイラストなんだな・・・と。
包装のイラストのパンダの大きさに合わせた笹団子パンのサイズ。
上越妙高駅の、待合所と食堂とお土産物売り場が一緒になっているところで買いました。
南高田に店舗があるらしい。
味・・・素朴に美味しいです。
しっとりもちもちしたパンの中に、笹団子がそのまま入っている。
「なんで、パンの中に笹団子を入れようと思ったのかな〜?」とは思いました。
最近、カロリー過多な洋菓子よりも、小豆なんかを使った和菓子の方がお腹に優しいと感じ始めているところへの「緩いアプローチ」?に反応しちゃいました。
個人的には、お茶とか紅茶の方が、コーヒーより相性が良いと思います。
小腹が空いた時に、ちょうど良い感じの満足感。
こんなにキュートで手頃なお土産物を、今まで知らなかったなんて、残念。
それもそのはず。2015年に登場したそうです。
小竹製菓さんは、サイトをお持ちではないようですが、代わりにこちらで正式に案内されています。上越市のサイトですね。
新潟県上越市産業観光部産業振興課上越ものづくり振興センターの「メイドイン上越」という、上越市の素敵な商品が紹介されている、美しいサイトです。センスいいです。
http://madeinjoetsu.jp/harvest/2017/02/542/
「小竹の笹だんごパン」で検索すると、沢山の人に紹介されています。
私には、高田についての知識は、「上杉謙信の春日城」とか「桜で有名な高田城址公園」くらいしかありません。
小学6年生の頃に一度来たことがあるだけの地域なので、仕方ないのですが。
テレビ朝日の羽鳥モーニングショーの「継ぐ女神」のコーナーで、粟(あわ)飴で有名な高橋孫左衛門商店の紹介(なにせ、1814年に十辺舎一九が、その味を上品だと褒めたという文献がある!)を、見てはいましたけれど。(こちらもお土産に買いました。)
日本って小さいのに、本当に色々な「初めて」に出会える国ですね。
訪れた時は秋の稲刈りが始まっていて、美味しい新米をいただくことができました。
上越市は、海にも山にも近い、穏やかな地方都市です。
新潟県は、都道府県の中で、明治まで一番人口が多かった地域。
東京より人口が多かったのです。
北前船の寄港地がいくつもあって、栄えていたと言います。
食べ物に恵まれた地域だったことも、大きかったと言われています。
恵まれていると、あまり主張しない地域性になるのかもしれません。
観光にしても、特産物にしてもアピール下手が目立つ気がします。
アピール上手な観光地巡りもいいけれど、実は豊かな、こんな地域をのんびり旅するのも悪くない。
和風総本家の豆助ではないけれど、「日本っていいなあ」と思います。